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妊娠中や授乳中に髪色プリン!ヘアカラーは市販のセルフカラーでも良い?

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妊娠中授乳中というのは体調がいつもとは違ったり、ママだけの時間を作る事が難しかったりしますね。

そんな時、気付いたらプリンだった!なんて事はよくある話。

ですが「妊娠中にヘアカラーダメ!」「授乳中にヘアカラーは母乳に影響が出る」「黒染めを頭皮につけずに髪の明るい所に塗れば大丈夫!」なんていろいろな情報が出回っていて何が本当で何を信じたら良いの?って考えているママもいるでしょう。

そこで今回、第一子出産前まで美容師として働いた私が妊娠中どのように仕事をしていたのかも含め、お話ししていきましょう。

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妊娠中や授乳中のヘアカラーはダメ?

まず、一番気になるのが妊娠中や授乳中にヘアカラーはしても良いのか、ダメなのかという事でしょう。

結論から言うと良いです。

実際に私が今まで勤めてきた美容室は、どこも妊婦さんのヘアカラーをお断りしていませんでした。

「カラー剤が皮膚から吸収されて胎児や母乳に影響があるんじゃないか」と不安に思っている方もいるようですが、今現在、カラー剤の成分が頭皮から吸収される事はあっても、それが胎児や母乳に影響を及ぼすという事は考えにくいのだそう。

ただ、カウンセリングをしっかりと行った上でやめた方が良いと判断した場合は、しっかり説明した上で諦めていただくようにはしていました。

ヘアカラーを諦めていただいていたケース

ヘアカラー剤の胎児への影響についてははっきりと「コレ!」という100%の答えが出ていないのが現実です。

お医者さんに「やめた方が良い」と言われた。という方もいれば、「ヘアカラーもパーマも問題ない」と言われている方もいますね。

そういった状況でネットでも様々な情報が飛び交っている為、不安に感じながら美容室にくる方もいましたし、電話での問い合わせも多かったです。

その中でもカウンセリングの段階でヘアカラーを諦めていただいている方もいました。例として以下のような方です。

  1. 元々肌が敏感で荒れやすい方
  2. 100%胎児に影響がないならカラーをしたいという方

ヘアカラーを諦めていただいていたケース①:元々肌が敏感で荒れやすい方

やはり妊娠中や授乳中というのは心も身体もデリケートになっています。

なので、一番優先したいのはママが出来るだけ心配事もなく笑って過ごす事

元々肌が荒れやすい方は妊娠中はもっと敏感になってしまっている可能性があります。

そのような時にヘアカラーをしてしまってアレルギーを起こしてしまうなんて可能性もゼロではないので、肌が荒れやすいと自覚のある方や、以前ヘアカラーで痒みやヒリヒリという違和感を感じたことのある方にはおすすめしていませんでした。

ちっぴ
ちっぴ
妊娠中や授乳中にヘアカラーをする場合でも頭皮を保護するスプレーをかけて、カラー剤は極力頭皮につかないように対応していました。

妊娠中は特に肌が荒れたり爛れたりしてしまっても、妊婦さんに処方できる薬は限られている事もありますし、極力薬は使いたくないでしょう。そういった説明をしていましたね。

ちっぴ
ちっぴ
妊娠中や授乳中じゃなくても、体調がよくない時にヘアカラーやパーマをして頭皮も顔も荒れてしまったという方もいますので、自分の体調が少しでもよくない時は控えるのがベストだと感じます。

ヘアカラーを諦めていただいていたケース②:100%胎児に影響がないならカラーをしたいという方

また、「100%胎児に影響がないなら」という方にはおすすめできませんでした。

先にも話した通り、お医者さんでもそれぞれの考えがあり、この答えを証明できる事例がないようです。

髪はきれいにしたいけれども、お腹の赤ちゃんに何かあったら嫌。母乳に影響がないのか心配。絶対に大丈夫って言葉が欲しい。

そんな不安な気持ちはわかります。

しかし、美容師側としても「今までにそんな話は聞いた事はありません」くらいしか言えないのです。

ネットで調べていくと、“生まれたばかりの赤ちゃんからシャンプーの香りがするらしい”なんて情報まで出てきます。

そうなってくると気にするママはシャンプーすらできなくなってしまいますよね。

ですので、少しでも影響があるのかと気にしている方にはどうしてもおすすめする事はできません。

ちっぴ
ちっぴ
ご自身で、今なら大丈夫!と思える時に行うのが一番です。

妊娠前後で美容師の仕事に変化はある?

私は第一子の出産前まで美容師として働いていました。その中で、妊娠発覚後に仕事内容に変化があったかと聞かれると答えはNOです。

もし、カラー剤が頭皮から吸収されてそれが胎児や母乳に影響があるとすれば、一番気をつけなければいけないのは美容師をしている妊婦さんではないでしょうか。

経皮吸収率というのは頭皮よりも手の方が低いものの、毎日カラー剤を触っていては妊娠中に一度だけヘアカラーをした妊婦さんよりも、美容師の妊婦さんの方がよっぽど多くのカラー剤を吸収していることになります。

私自身、妊娠中にお医者さんにヘアカラーについては相談していませんでしたが、仕事も仕事ですので、もし胎児に影響があると考えているお医者さんなら仕事内容を変えられないのかという話をされてもおかしくないはず。

というか、美容師の仕事は妊娠中はできないとされてもおかしくないですよね。

美容師という仕事はものすごく前からあった職業で、女性の美容師さんは多い。

私が働いてきた中でも、数十人の美容師ママさんたちが出産を経験し、産後に復帰をしているのを見ています。

それでもこれまでに、ヘアカラーによって赤ちゃんへ直接何か影響があった話を聞いた事がありません。

私も妊娠中にヘアカラーをしていましたし、産前休暇に入るまで美容室で元気に働いていました。

厳密に言うとその頃は、薄毛の方専門のサロンでしたが。

その時の私の勤務先は男性専用のサロンでしたが、普通にパーマをしたりヘアカラーをする方も多く、素手で薬剤を触るのは日常茶飯事。

そしてウィッグをつけている方もおり、ヘアカラー剤よりもきついウィッグ専用の洗剤で洗わなければいけない場合もありました。

汚れが落ちているかしっかり確認する為には素手で触ってみなければわからないので、私はヘアカラー剤もその他の薬剤もほぼ毎日素手で触っていました

それでも無事に出産を終え、現在3歳になった長男は何事もなく元気に育っています。

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妊娠中や授乳中に市販の黒染めなら良い?

中には「プリンじゃなくする為に毛先の明るい部分に黒染めや白髪染めを入れれば良いのでは?」という意見もあります。

これは良い考えですよね。頭皮が荒れないか心配な方にとって、毛先だけに塗るなら頭皮に負担もかかりにくく安心でしょう。

しかし、市販のカラー剤で自分で行うのはおすすめできません

というのも、産後落ち着いた時に髪色を変えたいと思っても、黒染めでしっかり染まってしまった髪をキレイに染めるのは難しいからです。

市販のもので黒染めした髪と、全く染めた事のない黒髪は全然違います。

高校3年生が冬休みに金髪に近いくらい明るく染めて、学校が始まる頃に市販の黒染めで真っ黒に。

卒業式の後に「また髪を明るく染めたい!素敵なキャンパスライフを!」と目を輝かせて美容室に訪れる。という方は毎年何人もいます。

そうしてお客様が黒染めをした事を知ると、美容師さんは口を揃えて「黒染めした髪はキレイに染まりません」と言うのです。

そうしてカラーリングを諦めて帰る方もいます。

それでもどうしても!と言う方にはブリーチをして黒の色素を抜く作業から。

最終的に自分の思い通りの髪色にはできず。しょんぼり。という結果になっている方をもう何人も見てきました。

なので、これからもヘアスタイルやヘアカラーも楽しみたいと言う方は美容室で染めるのが絶対に良いですね。

ちっぴ
ちっぴ
市販の黒染めをするのと美容室で黒く染めるのは違うので、美容室で暗く染めても次に色が入らない事はありません!

そして美容室に行けば、グラデーションカラーを提案してくれる事もあります。“根元は暗い色で、毛先に行けば明るい色になる”というようなカラーです。

ちっぴ
ちっぴ
おしゃれな美容師さんが素敵な提案をしてくれる事もあり、思いの外お気に入りのカラーになるかもしれませんね。

妊娠中、授乳中は気持ちも落ち込みやすい時期だったり体調も不安定なこともあるので、体調と相談しながら少しでもヘアスタイルやおしゃれなどを楽しんで気分転換できたら良いと感じます。

 

【体験談】私が妊娠中〜授乳中にヘアカラーをして感じた事

では私自身の妊娠中や授乳中のヘアカラーで、実際感じた事などお話をさせていただきます。

私は第一子妊娠中、出産前に2回ヘアカラーをしました。

その時は友人の美容師さんにお願いしましたが、そこでも頭皮に保護スプレーをかけて、極力頭皮にカラー剤がつかないようにと対応してくれました

出産後からは完母であった事と長い時間美容室に滞在することが難しくなった事もあり、美容室でヘアカラーをする事は少なくなりました。

夫も同業な事もあり自宅でヘアカラーをしています。

そんな中、ヘアカラーをして私が感じた事は以下のような事でした。

  1. お腹が大きい時はシャンプー台で横になるのが辛かった。
  2. 今までより頭皮が敏感になっている気がした。

妊娠中〜授乳中にヘアカラーをして感じた事①:お腹が大きい時はシャンプー台で横になるのが辛かった

まず妊娠中にしたヘアカラーで感じた事ですが、「お腹が大きい時はシャンプー台で横になるのが辛かった」です。

まだお腹が大きくないうちに横になるのは何も感じなかったのですが、お腹が大きくなって赤ちゃんもお腹の中で頻繁に動くようになってからのシャンプーは少し辛かったですね。

家でも横向きに寝ていたので、仰向けの体勢は具合悪くなってしまったんです。

なので、本来トリートメントもシャンプー台で行う予定でしたが、シャンプー後に一度起こしてもらいました。

これからヘアカラーを考えている妊娠中の方は、シャンプー前に楽な体勢を美容師さんに伝えて、極力楽な体勢でシャンプーできると良いと思います。

妊娠中〜授乳中にヘアカラーをして感じた事②:今までより頭皮が敏感になっている気がした

これは妊娠中より産後の方が感じた事ですが「今までよりも頭皮が敏感になっている気がした」んです。

妊娠前、妊娠中と頭皮がカラー剤で荒れた事もなかったですし、ピリッとした事もありませんでした。

が、産後初めてヘアカラーをした時は頭皮がピリッとしました

それだけで、頭皮が荒れるような事はありませんでしたが、今までの身体と違うということを感じた出来事でしたね。

私は妊娠中耐え切れない程つわりが酷かったわけでもなく、自分の身体や体質が変わっている自覚はありませんでした。

しかし、産後は色々と体調の変化を感じる出来事が多かった為、妊娠中もそうですが産後のまだ体調が本調子でない時のヘアカラーの方も気をつけるべきと感じます。

お宮参りや100日写真で、家族写真を撮るとなると髪がプリンでは気になってしまいますよね。

一生写真に残るものなので、その前にキレイにしておきたいママは多いでしょう。

ですが、その前に体調はどうか、妊娠前と比べてどうか、いつもと同じかという事を再度確認してみてください。

ちっぴ
ちっぴ
最近はカジュアルな家族写真も多く、私服でいつもの生活風景を撮るような家族写真であれば帽子を被ってしまえばプリンがわからなくなります。

ママの体調を一番に考え、その時の体調に合わせて一番良い方法を選ぶのが良いですね。

 

まとめ

  • 妊娠中や授乳中でもヘアカラーはできる。
  • カウンセリングの段階でヘアカラーができないと美容師が判断した場合は諦めなければいけない事もある。
  • 心配されがちな経皮吸収は胎児や母乳に影響を及ぼすとは考えにくい。
  • 妊娠中や授乳中のヘアカラーで心配なのは肌が敏感になっていることにより、肌荒れなどのトラブルを起こす可能性がある事。
  • 黒染めをする場合にも美容室で行うべき。
  • お腹が大きくなると、カラーリング中よりもシャンプーが辛くなる事も。

どんな時もキレイにしていたいと考えるママは、私はとっても素敵だと思います。

私もそうなりたくて努力しているから。

子供が大きくなって、おしゃれを褒めてもらえると夫に褒められるより嬉しいものです。

私自身、常にそういう気持ちでいたいですし、キレイでいたいママをずっと応援していきたいと考えています。

 

ABOUT ME
CHIPI
子供と遊ぶのも、自分の美容も手を抜きたくない元美容師・2児の母。素敵な美容アイテムを日々探し求めています。前職で薄毛に関する事と向き合う機会が多く、日々の頭皮ケアの大切さに気づいてから自らも頭皮ケアを日常的に行なっています。キレイに歳をとりたいという目標を胸に美を探求し、その情報を発信していきます。
髪のダメージが気になり始めたら見直すべきモノとは!?

髪のダメージっておしゃれをする上でついて回るモノですよね。

ヘアカラー、パーマ、縮毛矯正…

せっかくキレイに見せたくてしている事も、ケアを怠ってしまうとキレイに見えなくなってしまう事も。

ケアをしていたとしても、そのケアを間違った方法で続けてしまっていたとしたら、毎日少しずつ髪の状態が悪化してしまいます。

だいたいの方は髪のダメージの為にはトリートメントが良いと考えているはず。

美容室のトリートメントをする?それとも、自宅でできる美容師さんに勧められたトリートメントを毎日する?

どちらも正解のように感じてしまいますね。もちろん間違いではありません。

しかし、見落としていませんか?見直すべきものはドライヤーなのです。

 

今お使いのドライヤー、いつから使っていますか?

ドライヤーの熱は熱すぎませんか?

ドライヤーを近づけすぎてしまっていませんか?

きちんと乾かせていますか?

ただ、乾けば良いと思ってませんか?

髪を自然乾燥させてはいけない事は知っていますか?

 

ドライヤーって、髪に負担をかけないように使おうとすると結構難しかったりします。今まで何も気にせず使っていたとすると尚更、自分なりの乾かし方や癖ができていたりもしますからね。

そう。知らず知らずのうちに、毎日ドライヤーで髪にダメージを与えてしまっている可能性があるという事です。

 

髪の主成分はタンパク質だという事はご存知でしょうか。

タンパク質である卵は熱を与えすぎるとカリッカリになってしまうのは想像できますよね。

目玉焼きを焼きすぎたら焦げ焦げのカリカリになって、さらに触るとパリパリと身が崩れていきます。

そして、そうなったら元には戻せない

それと同じ事が髪にも言えるのです。

 

髪は水分を含んでいるうちはドライヤーを当てていても、髪の温度が極端に上がるという事はありませんが、髪が乾いた瞬間から急に髪自体の温度がぐんぐんと上がりだします

ですので、髪が乾いた後も必要以上に髪に熱を与えてしまっていたり、ドライヤーの熱が熱すぎてしまうとそれだけでかなりのダメージになってしまうのです。

ヘアアイロンで髪が傷んでしまうのも同じ現象ですね。

熱を当てすぎてしまった髪は、カリカリと硬い触り心地になってしまい、見た目も柔らかさやしなやかさを感じないものになってしまいます。

そうするとどんなにケアを頑張っても髪をキレイに見せる事はできないのです。

 

そこで、何に気をつけるべきかというと“ドライヤーの選び方”なんですね。

どういったドライヤーを選べば良いかというと以下のような点に着目してみると良いでしょう。

  1. 熱は熱すぎないか、もしくは温度調整はできるものか。
  2. 風の力が弱すぎないか。
  3. 使いやすいものであるか。

要は熱すぎない温度で早く髪が乾かせるドライヤーというのがおすすめだという事です。

その上で使いやすいものでなければしっかり乾かす事も難しくなってしまうので、使いやすさというのも重要なんですね。

そこで私がおすすめしたいドライヤーは以下の2つ。

1つ目は美容師さんなら知らない人はいないNobbyのホームケア用のドライヤー「 Nobby by TESCOM」です。




【メーカー認証正規販売店】ノビーバイテスコム

2つ目は60℃という髪がギリギリヤケドしない温度にこだわったドライヤー「ヒートケア60低温ドライヤー」。


【ヒートケア60低温ドライヤー】

 

私も実際に使用しています。こちらで使用感や口コミもチェックしてみてくださいね。

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